みなとみらいを音楽であふれる街に

世界標準のライブレストラン
「ビルボードライブ横浜」の魅力を紹介!

Billboard Live YOKOHAMA

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世界標準のライブレストラン「ビルボードライブ」
「ビルボードライブ横浜」は大阪、東京に次いでこの横浜に2020年に誕生しました。

みなとみらい線「馬車道駅」直結の商業・文化施設「北仲ブリック&ホワイト」。横浜市認定歴史的建造物を復元した北仲通北地区にあるお洒落な赤レンガの建物の一角に、「ビルボードライブ横浜」は存在します。

「Billboard Live」の輝くサインは、これから体験する素晴らしいひと時への期待度をさらに盛り上げている様です。 店舗面積は約1,000㎡で、席数は2階のテーブル席と3階のカウンター席の約300席。美味しい料理と多様なジャンルのトップアーティストによる熱い演奏を堪能できる、まさに音楽を愛する大人のためのライブレストランです。

エンターテインメント業界に大激震を与えた2020年のコロナ禍にオープンしながら、しっかりと存在感を放ち、今では横浜の音楽シーンに欠かせない唯一無二のミュージックスポットとなったビルボードライブ横浜の魅力を由井園総支配人のインタビューと共にご紹介します。

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インタビュー

1. 外観

みなとみらい線「馬車道駅」の2a出口を出て、地上へと向かい、「北仲ブリック&ホワイト」内の歴史広場を道なりに歩くと、右手側にビルボードライブ横浜の入口が現れます。

館内に入ると、ふんわりと爽やかなビルボードライブ横浜オリジナルのアロマの良い香りが・・・ (大阪や東京には無い横浜オリジナルの仕掛けとのこと。)

香りと共にスタッフの皆さんのお出迎えが、一気に日常モードのスイッチを切り替えてくれる・・・そんな贅沢な気分にさせてくれます。

ビルボードライブ横浜のチケットは現在オンライン上のみで取り扱っています。ビルボードライブWEBで予約し、店頭の専用端末でQRコードか予約番号でスムーズにチェックイン。

上着やかさばる手荷物はクロークへ。キャリーケースも預けられるので、県外からの遠征で訪れている方も安心です。

階段を上り2階へ向かうと、壁一面に、60~80年代の貴重な「Billboard Magazine」 がズラリ! ここに並ぶのは、有名ラジオDJの亀渕昭信氏のコレクションとのこと。

音楽愛が溢れるこの通路は、フォトスポットとしても人気だそうです。

向かいには、その日に出演するアーティストグッズとビルボードライブのお洒落なオリジナルグッズを販売するショップがあります。ライブの記念に、また音楽好きなお友達へのプレゼントにするのも良いかもしれませんね。

地上階に出ると見える「Billboard Live」のネオンサイン
荷物を預けたら番号札をもらい、予約した席へ
壁には貴重な「Billboard Magazine」が一面に飾られています!

2. サービスエリア(2階席)

会場はまさに、大人のための上質なエンターテインメント空間。ブルーで統一されたロビーや廊下とは打って変わり、レンガをイメージする様な温かみのある暖色系の色合いでまとめられています。

ビルボードライブ横浜の象徴ともいえる大きなシャンデリア。こちらはライブが始まる前になると・・・ さて何が起こるかはビルボードライブ横浜で実際に体験いただければと思います。 (3階席の方、シャンデリアでステージが見づらくてもご安心!)

音の要といえるスピーカーは、世界最大級のオーディオブランドJBL製。さらに、音の良さを最大限引きだすよう設計されているので、どの席からでも高品質な音楽にひたれます。

ビルボードライブの特徴、そして目玉の一つである“食”。

一流のシェフが織りなす料理は、どれも本格的で絶品。おすすめは横濱ビーフを使ったハンバーガーセット「YOKOHAMA “SWING”」です。 ペアリングには、 数種類のスパイスをブレンドした自家製クラフトコーラがマッチします。

さらに、アーティストとコラボした限定カクテルが登場する日もあり、ライブがより特別なものになる演出も散りばめられています。

ビルボードライブ横浜の象徴、煌めくシャンデリア
おすすめの「YOKOHAMA “SWING“」は本物のレコード盤に乗って登場!

3. カジュアルエリア(3階席)

3階のカジュアルエリアは、舞台を上から眺めるタイプの1ドリンク付きカウンター席。バーカウンターでお飲み物と引き換え、2階のサービスエリアとはまた違った軽食メニューを楽しみつつ、指定の席でライブが始まるのをじっくり待ちましょう。

カウンターの正面席からはステージが一望できます。また、左右にあるサイドシートからはステージを近くに感じられ、座席の位置ごとに異なる角度から、アーティストのパフォーマンスを体感できます。

また、カジュアルエリアのイスは画像の様にテーブルを挟んでステージを観るレイアウトのため、小柄な方だと座ったままでは見づらいことが・・・

でも、大丈夫! クッションの用意があるので、身を乗り出さなくてもステージをラクに観ることができます。小さな心遣いがうれしいですね。

3階カジュアルエリアからの眺め(ん?何かが消えている??)
カウンター正面席、ステージが見づらい場合はクッションをお願いしましょう

4. 3階バーカウンター

お飲み物やお食事のメニューを楽しめるカジュアルエリアのバーカウンター。こちらは、一人で楽しめるサイズのお食事が用意されています。

仕事帰りに一人でふらっと、ちょっと気になるアーティストのライブを観に行く。美味しいカクテルやお食事と共に極上の音楽を楽しむ。

そんな一人時間の過ごし方も横浜らしくて素敵ですね。

お支払いはキャッシュオン。現金のほかに各種クレジットカード、交通系ICカードなども使えます。

カジュアルエリアのバーカウンター

インタビュー

由井園 元伸(ゆいぞの もとのぶ) 様

プロフィール:ビルボードライブ横浜
総支配人

由井園総支配人にビルボードライブ横浜の特徴や魅力について伺いました。

ビルボードライブ横浜とは・・・

――「ビルボードライブ」の特徴を教えてください。

由井園:「ビルボードライブ」は、美味しい料理とお酒を片手に、様々なジャンルの上質な音楽に心を弾ませる空間。そんな大人のための“ライブレストラン”として、2007年に誕生しました。

――ビルボードライブは東京と大阪にもありますが、他の会場と横浜との違いはありますか?

由井園:基本的に、ビルボードライブのステージに立つのは、世界で最も信頼される音楽ブランド“Billboard”の名に相応しいトップレベルのアーティストばかりですが、ビルボードライブ横浜では、若い層から人気を集めるアイドルやK-popアーティストのライブも開催しています。

最近の若い世代のアーティストは音楽性や表現力が高く、ファンのお客様はとても熱心です。横浜だけでなく、東京・大阪での公演にも足を運んでくださる方が多い印象です。アーティストとファンのいい関係性に、僕たちも良い刺激を受けています。

――なぜ、ビルボードライブの場所として横浜を選んだのですか?

由井園:きっかけは、2018年に再開発中の北仲エリアで新店舗オープンのご相談をいただいたことです。その頃のビルボードライブは、関係者やお客様のおかげもあって、成熟期に入っていました。

社内では、「新しい挑戦として、もう1店舗出したい」という話も出ていました。横浜が音楽の街として生まれ変わろうとしている点はもちろん、ほかの街にはない歴史や文化なども魅力に感じ、横浜での開業を決めました。

ビルボードライブでしか楽しめないライブ体験

――出演者のセレクトに何かこだわりはありますか?

由井園:基本的にはビルボードライブのカラーに合うことを重視しています。しかし、近年は音楽にも多様性が出てきたので、その辺りも自分たちなりに咀嚼しながらアーティストをブッキングしています。

――ライブの企画はどのようにされているのですか?

由井園:私たちが行うのはアーティストのブッキングまでで、演出の仕方やセットリストなどは、その後の打合わせで決めていきます。アリーナクラスのアーティストなら、「せっかくビルボードライブでやるのだから」と普段はあまり演奏しない曲をされることもありますし、毎年出演される方からは、「去年とは違う曲目にしたい」などのご希望をいただきます。

それぞれのアーティストが考える「ビルボードライブでやりたいこと」を形にしているので、ほかの会場とはちょっと違う・・・そんな内容になっているのかもしれませんね。

他施設との連携で、音楽の街「横浜」をレベルアップ

――今後、「Music Port YOKOHAMA」に期待することはありますか?

由井園:横浜には色々な音楽施設がありますが、その中でもビルボードライブ横浜の特徴は、アーティストのブッキングから運営まで自主興行を一貫して行っている点かと思います。

他施設も同様に、“自分たちだけの強み”を持っていらっしゃるので、お互いの強みを生かす形で連携ができれば、横浜を音楽の街としてもう一段階レベルアップできるのではないでしょうか。

施設同士で協力して、アーティストの魅力を精一杯引き出し、横浜に足を運ぶ人たちに、より音楽を楽しんでもらう。決して簡単なことではありませんが、これだけたくさんの音楽施設がそろう横浜なら、実現可能ではないか、という期待もあります。誰もが、「音楽といえば横浜!」と口をそろえる、そんな街に育てていきたいですね。