世界最大級の音楽特化型アリーナ
「Kアリーナ横浜」
グランドオープン！
K-Arena YOKOHAMA
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同プロジェクト誕生の大きなきっかけとなった「Kアリーナ横浜」が、2023年9月29日（金）にオープンしました！
場所は、みなとみらい２１中央地区。 「ミュージックテラス」と名付けられたエリア（敷地面積約31,800㎡）内には、「Kアリーナ横浜（以下、Kアリーナ）」をふくめ、「ヒルトン横浜」やオフィス棟の「Kタワー横浜」も並びます。
ミュージックテラスの中核となる「Kアリーナ」は、地上9階、高さ約45ｍからなる巨大な音楽空間。座席数は最大20,033席を誇ります。座席は、全席が「音の正面」と言われる座席配置に。 アリーナ内にはハイクラススピーカーを設置し、良質の音を全身で感じることが出来ます。会場内のおしゃれなバーラウンジで購入したドリンクは、座席のドリンクホルダーへ収納して、思い思いに音楽を楽しみましょう！
今までにない音楽特化型アリーナ、音楽好きならワクワクが止まらない「Kアリーナ」の魅力をナビゲートします！
1. メインエントランス
横浜ベイクォーターの対岸に臨み、帷子川を運行するシーバスも目前に楽しめる解放感にあふれています。
サウスエントランス側は「ヒルトン横浜」と隣接していて、宿泊者以外も利用できるダイニングレストランも。開演までの時間を優雅に慌てず過ごせます。
また、Kアリーナへ向かう広場には、大型ビジョンが設置され、お目当てのアーティスト映像が放映されることも。気分を高める演出に心が躍ります。
2. 物販コーナー
ノースエントランス前には、物販コーナー（アリーナテント）が設置されています。
気持ちのいい海風に吹かれながら、楽しくグッズを選べます。
3. メインホワイエ
メインエントランスから中へ入ると、印象的な「K-Arena」のロゴタイプと赤を大胆に使ったアリーナのメインホワイエの登場です。この「K-Arena」の文字は、Kアリーナの外周に飾られているパブリックアートの作者である武蔵野ルネ氏が描かれたもの。
アート感満載の真っ赤な大階段を上がっていくと、左右にロアースタンドへの入口、各階への階段とエスカレーター、トイレ、キャッシュレス決済可能な売店があります。ノースエントランス側には授乳室もあるので、小さなお子様連れのお客様も安心です。
4. トイレ
トイレは、１階、3階（屋内、屋外）、４階、７階に設置されています。
手洗いカウンターは大きな柄の壁紙を合わせたかわいらしいデザイン。一方のトイレルームはシックとオシャレ。
4階のトイレは男女の間仕切り位置を切り替え可能な仕様になっているのも特徴です。
個室の扉には○マークが付いており、利用時には扉の○マークが消えます。一目でどの個室が空いているのかがわかるため、とても便利。
また、車いす専用トイレは、１階、3階（屋内）、5階に2ヵ所ずつ設置されています。
5. ロッカー
ロッカールームは、１階、3階（屋外）、４階、７階に総数6,240個が設置されています。
手荷物や買ったばかりのグッズはロッカーに預けて、安心して思いっきりライブでハジけちゃいましょう！
館内のロッカーは、すべて手荷物用の小型ロッカーのみ。
「大きな荷物はどうすれば？？」と心配になってしまいますが、大型ロッカーは３階アリーナデッキ（屋外）に設置されています。
こちらには、大小合わせて2,320個のロッカーが！ 大きな荷物がある場合は、入場前に立ち寄ることをお忘れなく。
また、すべてコイン式となっているので、小銭も用意しておきましょう。（館内設置の小型ロッカーは１回400円）
6. Lounge 5
「Lounge 5」は、約400席の大きな飲食スペースです。全面ガラス張りになっており眺めがよく、昼間は太陽の明るい日差しが差し込む解放感のある空間。夜はポートサイドに建つビルが創り出す夜景を楽しめます。
柱に設置されたモニターに流れるアーティスト情報をチェックしつつ、ラウンジで購入したフード・ドリンクを片手に、開演までの時間をカウントダウン！
ちなみに、アリーナ内はコインロッカー以外すべてキャッシュレス化されています。現金の利用はできませんので、お気をつけて。
7. 会場
Kアリーナのコンセプトは「アーティストに最上の舞台を オーディエンスに最高の記憶を」。アリーナを利用するすべての人（観客・アーティスト・スタッフ3者）へ向けて創られた、音楽特化型アリーナです。
座席数は20,033席で、アリーナ席は勿論のこと、３階のロアースタンド、5階に位置するミドルスタンド、7階部分のアッパースタンドの全席がステージ正面を向いた扇型。どの席でも最高の音楽体験が楽しめます。
さらに、館内全11カ所に売店を常設。全席にドリンクホルダーが設置されているので、熱いライブで乾ききった喉を潤しながら、思う存分ライブを楽しむことができます。
また、アリーナ席とロアースタンド席手前側は移動可能となっており、スタンディング席として巨大なライブハウスにすることも。
さらに、ロアースタンド後部には車いす席も用意されています。
大型の高性能LEDビジョンに会場全体を音で包みこむハイクラススピーカー、さまざまに表現を変える舞台照明を含む舞台特殊設備やステージが完備されています。
このような設備は、アリーナクラスでは常設されていないのが一般的。音楽を楽しむことに特化している、Kアリーナならではのこだわりです。
また、アーティスト独自の世界観を表現した大規模なステージセットの追加設置も対応可能。観る者に、今までにない感動を与えることでしょう。
8. VIPラウンジ
今回、一般の方は入れない特別フロアも見学させていただきました！
こちらは、VIP BOX 11室やVIPだけが利用できるラウンジが設置されており、超贅沢にライブを楽しめるラグジュアリーな空間がひろがっていました。
横幅約40㎡のVIP専用ラウンジには、約100席のテーブル席・ソファー席が配置されており、目の前に並ぶ横浜の高層ビル街を優雅に眺められます。
専用バーカウンター、パーティー用のプロジェクターも完備。
9. VIP BOX
ラグジュアリーホテルのような、落ち着いた雰囲気のシックモダンスタイルで、ゆったりと過ごせます。
VIPサービスを受けながらのライブ鑑賞も可能なほか、専用ビアサーバーも完備しているため、食事を楽しみながらのライブ鑑賞も可能です。
室内奥の扉を開けば、会場全体が見渡せるVIP専用の座席へ。
さすがVIP BOX！ こんな贅沢な空間の中でライブが見られるなんて！
真正面にある特等席からのライブ観戦は、忘れられない思い出になることでしょう。（本当に……羨ましいかぎりです）
10. Arena Bar 7
7階にあるのは、座席数120席を誇る、広々としたバー「Arena Bar 7」です。
ラストオーダー22時、クローズ23時という、終演後も利用可能な嬉しい時間設定。
お酒を飲みながらライブの余韻にひたるのもよし、横浜の夜景を眺めながら友人と感想を言い合うのもよし。一息ついてから帰路に向かいましょう。
インタビュー
左：田村 剛（たむら つよし）様
プロフィール：株式会社Kアリーナマネジメント
代表取締役社長
右：鳥山 彬弘（とりやま あきひろ）様
プロフィール：株式会社Kアリーナマネジメント
エリアマネジメント部 部長
最後に、Kアリーナの誕生や、今後どのような未来予想図を描いているのかを知るために、Kアリーナ建設にあたった株式会社Kアリーナマネジメントのお2人に話をうかがいました。
「Kアリーナ横浜」誕生の理由
――まずは、横浜にKアリーナが誕生したきっかけを教えてください。
鳥山：横浜市の観光エンタメゾーンの開発プロジェクトに応募したことがきっかけです。当初はスポーツアリーナなども検討していましたが、プロジェクトが進む中で、よりエンターテイメント性の高い音楽に振り切ることになりました。その後、国内にはまだない大規模な音楽特化型のアリーナ構想が完成し、Kアリーナが誕生しました。
田村：横浜市は交通面が非常に優れている都市です。県を横断するように新幹線が通り、羽田空港には1本で行けますし、高速バスのネットワークも豊富です。そんな恵まれた立地に2万人規模のアリーナができたら、きっと国内外の多くのアーティストがライブを開催するでしょうし、日本国内のみならず、世界中からたくさんのファンが集まり、共に最高のエンターテイメントを楽しめるでしょう。
それに、横浜市は海外貿易都市として成長してきた歴史もあります。それに伴って、豊かな文化も育くんできました。さまざまなエンターテイメント要素があふれる横浜に、大規模な音楽専用アリーナをスパイスとして加えることで新たな出会いや交流を生み、さらなる広がりが期待できます。ライブ会場としての機能ももちろんですが、新しい出会いや交流の入口になればという願いも込めて、プロジェクトを進めてきました。
Kアリーナの特徴
――音楽特化型アリーナとしての設備も素晴らしいのですが、それ以外の特徴はありますか？
田村：音楽設備以外でいうと、アーティストと観客との「近さ」が大きなポイントだと思います。関係者からも、「2万人規模のアリーナなのに、ライブハウスのような近さを感じる」といった感想をいただきました。この規模感からは想像できない一体感が生まれるのだと思いますので、その辺りは実際に来て体験していただきたいですね。
鳥山：来場者からは見えない部分なのですが、アリーナ内とステージ裏に直接トラックが停められ、設営時間を短縮できるようになっています。これは意外と大きなポイントで、設営時間を短縮することが可能になるのです。ライブを楽しみに来られるお客様だけでなく、ステージに立たれるアーティストや関わるスタッフの使いやすさなども設計に組み込まれているのが、Ｋアリーナの隠れた良さだと思います。
「Music Port YOKOHAMA」への想い
――「Music Port YOKOHAMA」に期待することは？
鳥山：Kアリーナでは、音楽プラスアルファの楽しみも味わえるような工夫をしています。例えば、敷地内にあるホテル「ヒルトン横浜」で宿泊や飲食ができるのはもちろん、広場ではイベントを開催したり、アリーナ7階には終演後も利用可能なバーラウンジを設けたりしています。 ただ、横浜は広い街です。Kアリーナから外に出た後も、快適に楽しく過ごしていただくためには、街全体で多様に連携することが必要でしょう。
田村：Kアリーナは、「Music Port YOKOHAMA」の最大のピースだと思います。こちらがオープンすることで、ようやく都市型の巨大フェスが生まれる環境が完成したといえるでしょう。国内外からアーティストを招くためにも、足を運んでくださったお客様にライブを含めて横浜市を堪能していただくためにも、各所と連携しながら一歩ずつ音楽の街へと成長していきたいですね。
